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甲府市上下水道施設 PPA事業(4施設)

甲府市が保有する上下水道施設4ヶ所へのPPA方式による太陽光発電設備導入事業です。弊社は本事業のプロポーザル公募において代表事業者に選定され、弊社子会社のリジェネス甲府電源開発合同会社が発電設備を設置、甲府市水道局への売電事業を運営しております。2025年7月に完工検査を完了し、同年7月から8月にかけて全4施設で電力供給を開始しました。

  • 所在地:山梨県甲府市(上下水道施設4ヶ所)
  • 事業規模:約2.3MWDC(約1.7MWAC)
  • 事業形態:自家消費型PPA
  • 年間発電量:約2.9百万kWh(一般家庭約700世帯分相当)
  • CO2削減効果:約1.25百万kg-CO2/年
  • 発電開始:2025年7月
  • 弊社役割:代表事業者(プロジェクト開発・事業運営・アセットマネジメント)

導入施設

本プロジェクトでは、甲府市の以下4つの上下水道施設に太陽光発電設備を導入しました。

施設名 発電容量(DC) 完工検査 電力供給開始
甲府市浄化センター 1,877.06 kW 2025年6月 2025年7月
平瀬浄水場 251.46 kW 2025年7月 2025年8月
昭和浄水場 85.09 kW 2025年6月 2025年7月
昭和浄水場北方水源 38.10 kW 2025年6月 2025年7月
合計 2,251.71 kW

プロジェクトの特徴

環境省補助事業への採択

環境省が実施する「令和6年度 建築物等のZEB化・省CO₂化普及加速事業」のうち、「水インフラのCO₂削減設備導入支援事業」に採択されました。

公募型プロポーザルでの採択実績

甲府市が実施した「PPA方式による甲府市上下水道施設への太陽光発電設備等導入事業」の公募型プロポーザルにおいて、リジェネス株式会社を代表事業者、株式会社ハウスプロデュースを構成事業者とする共同事業体が優先交渉権者として選定されました。

オンサイト自家消費型PPAモデル

電力会社の送配電網を経由せず、発電設備から上下水道施設へ直接電力を供給するオンサイトPPAモデルを採用。送電ロスを最小化し、エネルギー効率と経済性を両立させています。上下水道施設は24時間稼働する電力多消費施設であり、安定的な電力需要に対して再生可能エネルギーを供給することで、施設運営の持続可能性を高めています。

地域の脱炭素化への貢献

年間約1.25百万kg-CO2の温室効果ガス排出削減により、甲府市水道局のカーボンニュートラル推進計画の達成に寄与しています。本プロジェクトは、公共インフラへの再生可能エネルギー導入モデルとして、他自治体への展開も期待されます。