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令和6年度「水インフラのCO₂削減設備導入支援事業」に採択 — 甲府市の水インフラ施設に太陽光発電等を導入し、脱炭素化とエネルギーコスト削減を実現 —
リジェネス株式会社が代表事業者である甲府市浄化センターほかへの太陽光発電設備の導入事業が、環境省が実施する「令和6年度 建築物等のZEB化・省CO₂化普及加速事業(二次公募)」のうち、「水インフラのCO₂削減設備導入支援事業」に採択されましたのでお知らせいたします。
水インフラ施設は24時間365日の連続稼働が求められ、自治体施設の中でも特に電力使用量が大きい分野です。近年は設備の老朽化や更新財源の制約などから、再生可能エネルギー導入や省エネ化が十分に進んでいない現状が指摘されています。本事業は、当社と甲府市上下水道局が共同で申請した「甲府市浄化センター ほか」を対象とした脱炭素化の取り組みが評価されたものです。
採択結果公表ページ: https://siz-kankyou.com/2024co2/
■ 採択事業の概要
・事業名: 令和6年度 水インフラのCO₂削減設備導入支援事業(二次公募)
・共同申請者: 甲府市上下水道局
・対象施設: 甲府市浄化センター ほか
・所在地: 山梨県甲府市
・事業期間: 令和6年10月 〜 令和7年3月(予定)
■ 事業内容
本事業では、甲府市の水インフラ施設において、以下の設備導入を実施します。
1.太陽光発電設備の導入(2.3MW規模を予定)
施設で使用する電力の一部を再生可能エネルギーで賄い、CO₂排出量を削減
2.エネルギーマネジメントシステムの構築
発電量と使用電力の最適化により、エネルギーコストを削減
■ 本事業で見込まれる効果
1.CO₂排出量の削減
水インフラ施設における電力使用量を抑制し、運転に伴うCO₂排出量の着実な削減を図ります。
2.再生可能エネルギー利用の拡大
太陽光発電による自家消費電力を確保し、再生可能エネルギー比率の向上に貢献します。
3.運転コストの低減
高効率設備の導入やエネルギーマネジメントにより、電力コストの削減と運転の最適化を目指します。
4.地域への波及効果
公共インフラの脱炭素化モデルとして、他自治体・他施設への展開が期待されます。
■ 今後の展開
当社は今後、甲府市上下水道局と緊密に連携し、設備導入工事に着手する予定です。本事業を通じて、地域の脱炭素化とレジリエンス強化に貢献するとともに、水インフラ分野における脱炭素化のノウハウを蓄積し、他地域への展開も視野に入れた取り組みを推進してまいります。
【リジェネス株式会社について】
「再生可能エネルギーの健全かつ創造的な事業化を実現しつつ地域経済を共創する」をミッションに掲げる再生可能エネルギーに関するプロジェクト開発、資産運用、アドバイザリーの各業務を担う企業。近時の代表的案件としては、二件の公募PPA案件のプロポーザル採択と、123.8億円のグリーンボンド/ABL案件の組成等。今後は自治体自家消費型 PPA案件の更なる深耕、バイオガス、小水力等の再エネ電源の開発、複数の大型太陽光発電案件のプロジェクトファイナンス調達‧アセットマネジメント業務等に取り組んでいく方針。
本 社 :東京都港区西新橋1-18-6 クロスオフィス内幸町 1002号室
代表者 :代表取締役 平山 裕二朗
URL : www.regenes.co.jp